2009年12月17日木曜日

そういえばブログなんてものが。

あったなぁ、とか思いつつ更新ですよ。コンニチハ。ハロー、ボンジョルノ、ニィハオ、ウンバボ!

まぁ、武術のほうは相変わらずのまったりペースでやってます。朝の公園で知り合った他門の人たちから32式の剣とか何故か教わるハメになったりとかしつつ。

んでここだと基本SLのお話とか多いんですがね、奥さん。とくに話題がありやがらないのですよ。これがまたなんと。

まぁ、前々回に書いた武器の製作とかのんびりやっていたんですが、友人のメルセスっておばかさんの希望でサイバー系のナイフなんてものをこしらえることに。
このメルさんテクスチャー製作は結構なれている奴なので、形を見せて気に入ってもらったのに彼(彼女)がテクスチャーを作ることになりつつ、俺はアニメ製作へ。

ご存知の方には今さらな話ですが、セカンドライフで武器を作る場合、必要なのは外見、攻撃実行処理のスクリプト、そして実行しているときに表示させるアニメーションなわけ。
まぁ、もともとアニメ屋でやってる俺のことなのでアニメ製作に関してはまぁ、時間がかからないわけです。
普段からしてポーズ一個とか作るのに五分かかるかかかんないかくらいだし。
外見をメルセスに渡して三日後にはもう出来上がっていたので当人に連絡をいれると、

「まだ出来てないよー」

との事。まぁ年末シーズンだしなぁ。仕方ないか(笑)。

そんな具合で次の新作はすこし先になりそうなのでした、と。

手が空いたのでそのナイフ、順手もちと逆手もちの2パターン作ろうかなとか思案中。

2009年12月13日日曜日

おお、なんということだ。

アラド戦記プレイ中に突然PCが落ちたと思えば、ネットのお気に入りファイルがすっとんじまったい。
バックアップファイルもどこぞに消えていたりしたので、がっくりうなだれつつ復旧作業に走るオレサマでした。

2009年11月25日水曜日

武器商人始めました。



いきなり物騒なタイトルです。こんにちはコンバンワおはようございやがってます。こんなことしてないで武術教室のサイト更新しろ、的なリュウジです。いや、します。しますってば、ほんとに!!

まぁ、友人の紹介でセカンドライフで武器のスクリプト(プログラムみたいなものだと思いねぇ)をいただきまして、武器つくりに没頭していました。ああ、いいよ、武器。武器いいよ。

いや、もともと格闘ゲーム作りたくてSLやりだしたのでもうなんというか、夢がかなった感じ。もっとも願いどおりには出来ないのもまた現実なんだが(笑)。

そんな具合で本店のみに武器を二種類おいております。
もし他にもおいてやるぜーって所がありましたら是非にご連絡を(笑)。

2009年10月1日木曜日

作ったものを動画にしてみた。

いやまぁ、もともとかなり昔からSLの仲間にはアニメ屋で動き見せるのがウリなんだから、動画で宣伝しなさいよって言われてたんだけど、面倒くさかったんです(笑)。





で、まぁ今作っている侍セットも全部出来上がったのでそれに入れるおまけ二種類だけまず動画にしてみました。

まぁ、そんだけなんですけどね。いや、もう別にお店の出すだけなので評価はそれでわかるかなーとか(笑)。

2009年9月5日土曜日

言い忘れておりましたが。

9/13の日曜日に、葛飾区内における中国武術協会認定太極拳と中国伝統太極拳愛好者の大会として、第三回葛飾太極拳交流大会が開催されることになりました。

まぁそんなわけでそこにウチの教室も参加して、皆で太極拳とかお披露目することになったので、さすがに助手の俺が出ないわけもないわけで。

日時:九月十三日(日)9:15~11:20
場所:総合スポーツセンター・エイトホール
入場料:無料

こんな所でやりますよ、と。
ちなみにやるのは素手の太極拳を六人で、と太極剣を四人で二人一組の対錬という形で。
時間がねー、朝早すぎるので、まぁ、気が向いた方は一つ。
ちなみにここがアクセスマップ。


http://www.spo-katsushika.com/info_shisetsu_001_d.html#1

2009年8月20日木曜日

言葉にする必要性。

最近、すっかりご無沙汰・・・ってまぁ、それはいつもなブログですね。こんちにはこんばんわおはようございます。皆元気でいやがってますか?
おいらは仕事やめてすっかりプータローになってしまって、体調だけはすこぶる元気です。でも仕事ミツカラナーイ(笑)。

まぁ、そんなこんなな日々ですがある日、同じ孫家拳を習っている海さんから恵比寿の教室でこんな事を言われました。

「最近、稽古記録とかみかけませんよねー。いつもしてるっぽいのに。何か気がついたときとかの文章よみたいなー」

といわれてハタとそういや書いてネーなーと。

まぁ、以前は回数を記録して、そのときに何を考えていたのかとか書き留めていたんだけど、今はもうやらなくなってしまったのもあるんだけど。
以前と比べて、今の自分の稽古方法って常に自分と相談して、メリハリをつけるのではなくて生活の一部に組み込んでやるようにしている・・・、というかそうなりつつあるのもあるのです。
トイレや風呂、あるいは散歩に行くのに正確に予定立てて、記録していく人はあまりいないでしょ? 食事とかグルメな人はいそうだけど(笑)。
だから回数じゃなくて、たとえば太極拳の套路ならやったときに自分の体はどう動いたのか、今日はどんな調子なのか、自分の体とか心に問いかけてやってみる感じ。まぁ、そのせいなのか、一本一本でえらくつかれる時があって、あー、さぼっててスタミナないのかな、とか思うことシバシです(笑)。

それとブログとかで武術について語るのは、あくまでもそれを知らない人や興味はあるがまだやったことが無い、と言う人に向けてでありたいと思っているのと、それ以外の人々と自分の中での武術観とか、体感が違うことが多いので、言うだけ意味が無いのかな、と。

技が効いた、効かないってのは試してみればわかることだが、そこにいたる体験や感覚って個人個人でまったく違うわけで。ある人は勁(要するに威力と思って欲しい)が体を通って相手に伝わる過程の感覚を板バネのよう、と評したり、あるいは鞭と評したりするし、俺はそれとはまったく違う感覚で捕らえていたりする。
でも結果論としてきちんと勁が相手に伝わっている限り、そうやって言葉であーだこーだと違うかどうかなんて語るだけ無駄なことな気がしてるのです。

無論、人に助言したりとか教えるときは自分のイメージで物を言う。でも、個人的には勁だの気だのといわゆる専門用語なんか使わないし、使って相手が理解できるとも思わない。
脱力って言っても同じ。力の抜き方がわからない人に力抜けって言っても通じるわけが無い。

そして実戦で使える使えないもまた同じこと。子供のころのなけなしの経験も混みで言うけど、実戦ってなんなのさって言いたいし、言った所で想定が違う相手にはまったく通じないし、相手はそれを受け入れられない。俺が相手の意見を理解できないときと同じで。

だから言葉で武術をもてあそぶようなマネはしたくないなー、というのが自分の本音になってきているのです。

まぁ、たまにそれでも書いちゃったりしちゃうのは、俺がしゃべりたがりのウンチク野郎なだけなんだけどね(笑)。

ちなみに例であげた勁の伝わり方ってイメージについては一応、俺のイメージは書いておきます。なんか人の意見だけあげてって言い方もよくない気がしてきたからね(笑)。

自分の勁が体を抜けて相手に伝わる感覚は「波」だと思っています。寄せては返す、ではなくて、大海原でうねりあがって津波を起こすような波。
波ってのはしぶきが上がる前の大きなうねりから始まって、一気に水を持ち上げて逆巻いていく。そこには力の起動点もなく、どこでぶち当たってもそのまま飲み込んでいくような強さを持つって印象。
だから脚から始まって、力が強さを減衰させず、そのまま一気に目的に向かうようなイメージでやってます。
うねりっても体自体はうねらないよ? あくまでもイメージで実際にはきちんと習ったとおりの動き方をしているだけ。だから本来、キチンと基本が出来ればこんなこと語る必要もないんだよね(笑)。

まぁ、肩甲骨の位置ーとか、そういうこまい事も気がついたことあるし、ふっとツイッターとかに書いてたりするんだけど、あまり大したことでもないんじゃないかなって思っている今日この頃。

出来なくて当然、を出来て当然、にするのが武術に限らず技術の習得ではないかと思う今日この頃でしたとさ。

2009年8月6日木曜日

こっ、これちょっと欲しい・・・(笑)。

はい、どーも。相変わらずの月間ブログです。
まぁ、ワッサーとかツイッターのログとかパーツに入れてるから生きてるのはわかるし、いいよね?(笑)。

SLのほうではまったりとアニメ作って新作セットも完成してもうじき発表しますです。
武術の方は相変わらずで、そんなあーた、二、三ヶ月で劇的な進歩なんてありゃしないよ(笑)。
武術はいろいろ考えることは多いんだけどまぁ、突き詰めてしまえば基本をきちんとやって、よそ見しないで一つのことやんなさいよって事に尽きるわけで。
御託並べてる暇があったら、基本まずやろうねってくらいしかいいようがありませぬ(笑)。


で、昨今動画とか見てのほほんとしたりとかまぁ、比較的ゆるい日々なんですがこんな動画発見。




傘のCMというか、プロモーションなんだけどこの耐久力!
護身用の傘だよって言ってる通り、なんつーか、スイカ真っ二つの時点でオーバーキルなんじゃねーのかとか、使ってる人何気にすごくね? とか思っちゃうんだけどもこれはちょーっと欲しい(笑)。

2009年7月10日金曜日

アニメ屋のぼやき

固定ポーズとか、おしゃれポーズとか作るのめさめさ詰まらなくなってしまっている自分がいる。
実際感覚的に、かわいいとか、おしゃれってのは判らないんだが(まぁ、がさつな男の子だからに)、それだって写真や動画を見ればコピーは出来る。
基本的にアニメ作る作業なんて実物見て、どこの動きにフォーカスを当てるのか考えて、そこから自分の脳内で再構成する作業が八割なんだからそんなに難しい事でもない。
大抵の人はその作られたアニメの間や呼吸を見て、自分の好みの動きだった場合に買う、それだけの事なのでその作業自体が難しいってわけでも実際はない。


で、自分の思う通りにぐりぐり動かしたいってなってくるとそら当然自分自身の好みがでる。
たとえばおとなしいポーズや日常的な仕草よりは、激しい動きが好きだし、激しいにしてもダンスやスポーツよりはやはり武術や格闘技の動きが好きなので自然、そういう比率はどんどん増えていく。




結果作るものはその手のもので、結局こいつはカンフー物しか作れない、とかいうフィルターがかけられる。



まぁ、それはどうでもいいのである。そのほうが楽な時もあるし、それ以外の物を作ってね、とリクエストが来たらそのときに考えればいい事なのである。


で、最近の悩み事ってのはその好みの動き、武術のアニメーションについてだったりする。

自分がすきなのはやはり自分でもやっている通り、古流、ないし伝統武術だ。現代格闘技も嫌いではないが、やはり自分がやっているものの方がすきなのは当然の事。

いろんな動画や資料を見ながら、ああでもない、こうでもない、とSLのアニメーション技術の枠の中にそういった動きを再現していくのは楽しいものなのであるのだけど、ちょっと問題が出てくる。

伝統武術の動きは動きを見せない。
つまり動作をコンパクトにし、機械的に、全身を動かしているように見せる事なく全身を駆動する。
ともすると実物を見ても機械のような動きだったり、逆に何か違う生き物のようにぬめっとした動きになったりと、流派によって実にいろんな風格がある。

それをSLの3dアバターで再現すると、ほんとに機械じみてぎこちなくなってしまうのである。

肩や腰を上下動させず、ねじらず、迅速に打つ、という動きをアバターにやらせると本当に簡単にできる。
ただ、それはたんに腕が動いている、というような何か違う動きになってしまう。
だからそうさせないためにもいろんな所を動かしてみたりとかすると、今度は本文の所から外れて何か違う技になってしまったり、その武術の風格みたいなものが出てこなくなってしまうような感じがしてきてしまって悩んでしまうのである。

本当は自分のやっている孫家拳の動きとかもいろいろやって、ささやかな宣伝くらいになればなーって思うのだけどもそれは中々どうして巧く行かないものなのである。

2009年6月15日月曜日

ちらほら宣伝。

やぁ、どうも。ちょっと死にかけているリュウジです。いやー、睡眠大事よ、ミンナ(謎。

ともあれちょっとリアルでしょうこりもなく動画を作ったので、自分の武術練習会の宣伝ついでに公開しますですよ。



七月から世田谷区弦巻区民センターで、世田谷区孫家拳同好会の名前で、土曜の夜六時から太極拳をメインとした練習会を行います。
二年くらい前からやっているのだけど改めて告知します(笑)。

基本としては孫式太極拳の13式や97式套路と、基本練習法を初心者の方には指導したり、あるいは何か経験者の方にはその人にあった内容の練習会として交流したりするのを目的とした会です。
また、月に一回は孫式太極拳二代伝人後藤英二先生をお招きして中・上級者向けの研究会等も行って居ます。


今の所は俺の先生である後藤英二先生に習っている同門の仲間たちがメインの練習会ですが、初心者や他流でも孫式に興味のある方は歓迎ですので、お気軽においでください。

2009年6月12日金曜日

思い出の翼。

趣味のお話を一つ。

子供のころから空にはすごい憧れがあった。そのわりには飛行機に乗ったことはないんだけども、戦闘機物はすごい好きで今でも本があれば買ってしまうし、ゲームがあればやってしまう(笑)。

それでユーチューブでふつと懐かしいものがあったのでそれをご紹介。
エースコンバットももう6かー。ながいよなー。







一番好きなのは、5かZEROか。ZEROは曲にひかれて、5は物語に惹かれたかなー。雰囲気は4が好き。6は実はやってないんだ、まだ(笑)。

2009年6月10日水曜日

アニメ修行。

最近、SLであまりアニメの新作を作っていないアニメ屋のリュウジです。こんにちは。

まぁ、あまりやる気にならなかったというのがホンネだったんだけど、今度animeというSIMのショッピングモールに出展することもあり、気合を入れなおしてやっている最中でござんす。

とはいえブランクというほど作ってないわけではなくて、普段からアニメはなにがしら作ってたんだけども。
ただ、惰性もいかんよな、ということで心機一転・・・・・・・・・・・



アダルトもやろうかなっ





・・・・・・・嘘です。さすがに太極拳の先生やるって人がアダルトはまずいです。ハイ。
とりあえずはゲーム系からいろいろと資料引っ張ってきて作っている最中で、一日一個はつくるぞーとのんびり作ってオリマスDeath。

2009年6月9日火曜日

もし、貴方が

何かを発しようとするならば、その前に一つだけ考えて見てほしい。
貴方が発したものは人に受け入れられるかもしれない。
貴方が発したものは人に拒絶されるかもしれない。

あるいは

人を喜ばせるかもしれない。
人を悲しませるかもしれない。

人を怒らせるかもしれない。
人を感心させるかもしれない。

人を救うこともあるだう。
人を傷つける事もあるだろう。

あるいはそのすべてかもしれない。
自分が思った通りに伝わらないだろう。

なぜならば貴方が発したものを受け取るのは貴方ではないからだ。
貴方が考えている真の意味や価値は、貴方しか判らない。
他人は貴方が発したものから、自分の中にあるものから汲み取って考える事しか出来ない。
あるいはまったく考える事すらしないかもしれない。

たとえ無視され、嘲弄を受けようとも自分の心から発する事が出来るのだろうか?
人に賞賛され、人に受け入れられ、人に感謝されたことで己の発したものを自分で見つめなおすことができるだろうか?

友よ。


人に何かを発しようと願うならば、ほんの一瞬でいい。その事を考えて見てくれ。

それとも

この言葉は私の本当に心から発するものなのだろうか?

2009年5月27日水曜日

形意拳のお話。

おいらが太極拳、形意拳、八卦掌という中国武術の中で内家三拳というものをやっているとは前にも書いたけど、一番好きなのはどれかと言われると実は今は良く判らなくなってしまった。
以前ならば八卦掌、とか言っていたんだけど今は殆ど三つの区別がなくなってきて(練習するときには区別してる。意識というか技術を覚えるためのものだから)、何も考えないでランダムに、たとえばシャドーボクシングっぽい風に動こうとすると殆ど全部混ざったような状態になる。

ただ、多分一番表面に出るのは形意拳なんじゃないかな、とは思っている。今の所一番練習量が多いからもあるし、気性的にも多分相性はいい。直線的な攻防というのではなくて、攻撃的な部分とか、シンプルさが向いている気がする。



まぁ、策士、策におぼれる、というのを地で行くようなタイプなのではあるが(笑)。


ともあれ先生にもある程度は、自由に自分の動画を載せてもよいとお許しを頂いているので友達が居るときにと、一番練習風景に近い雰囲気で動画をとってユーチューブにアップしてみた。




まぁ、興味あったら見て見てください。へたくそだろうけど(笑)。

2009年5月25日月曜日

新作はシャドー




お久しぶりです、リュウジDeath。

もう出だしの文章すら冴えない今日この頃いかがお過ごしでしょうか。切干大根がおそってくる。



・・・・ほんとにダメなので宣伝だけ(笑)。


新しいアニメーションとして久しぶりに格闘技物を作りました。シャドーボクシングっぽい内容の空手系のanimationです。
お値段は200L$

各店舗のダンス系のベンダーに入れましたのでよろしかったらどうぞー

2009年3月25日水曜日

起鑽落翻(武術なお話)

今回はマニアックな所のお話。

俺がやってる孫家拳には太極拳、形意拳、八卦掌とあるとは前回の日記で書いた通りだけど、俺自身はその三つ全部はやっているとは言え、今一番やっているのは形意拳という武術。

これは単純に形意拳の技の一種類である十二形拳という物を習っている最中で、先生にはせっかくだから形意拳を重点的にやったほうがいいよ、というお勧めもあってそうしているのね。

形意拳には厳密な套路、つまり型がなくて基本技五つからなる五行拳、十二種類の獣をモチーフにした十二形拳、五行拳の応用である套路、五行連環拳とかそこからまたいろいろな技、套路に発展して行く。
まぁ、ウチの流派の中では一番技が多いので覚えるのも大変という事なんだけど(笑)。

ただ、この形意拳の基本はすべて五行拳に集約されると思っている。五行拳の内容はその名の通り、五行の属性を模して種類分けされ、

木の崩拳
火の炮拳
土の横拳
金の劈拳
水の鑽拳

の五個になる。

そのうち、俺が一番最初に習い、一番気に入っているのが金の劈拳。
これは前に出している手を拳に変えて突き出してから、その手に添う様に後ろ側の手で掌打を繰り出しながら体を入れ替えて進むというもので、打ち出すときに重心は後ろにして、体の転換の推進力と重心を落とす力で威力を出すというもの。

昔、空手をやっていたり、現代格闘技から入ったのでこの重心を後ろにしたまま、というのが中々なじめなくてずいぶん苦労したのもいい思い出だったりする(まぁ、今でも苦労してるけど)。
ところがこれが慣れて来ると、中々楽しい技だったりするのだ。
一見地味なのだけど、複雑な体の使い方を求められ、なれて行く毎に新しい発見がある。
これはどの技や、あるいは太極拳、八卦掌でも同じなのだけど、明白に自分の中で理論として考えられるようになったのがこの劈拳からだったので、ずいぶん印象に強いのもあるのだと思う。

で、ここからがタイトルの内容の話。

この劈拳ってのに注意事項、つまり要訣という奴の一つに

『起鑽落翻』

という言葉がある。

これは技が始まるときには鑽、つまり回転しながら突き出して、手が落ちるときにはその拳が翻る、という意味になる(ハズ。違ってたらスイマセン先生)。
これは劈拳の最初の段階、つまり前側の手を拳にして突き出しながら打ち込み(起鑽)、体を転換させるときにその前の拳が翻って掌になりながら自分の腹の前に落ちる(落翻)という、打撃における引き手の重要性なのかと思っていた。

引き手というのは大事で、特にこの技のように一度打撃を繰り出してから、相手の手を掴んで引き込むような動作だったりするとこの一手が崩しになるわけで、あいまいにやるとまったく技が通じなくなるし、そうでなくても前に出しいる手をすばやく引く力によって、後ろから突き出されていく別の手の威力と速度が速くなるというのはどの格闘技でも周知の事実。

なので最近まではその部分を強く意識して、練習していたのだ。


それがある日、教室の仲間達(青砥の時なので、生徒さんたちなわけだけど)といわゆる現代格闘技(ボクシングとか、フルコンとかね)とかだと、中国武術的なお約束が通じないから、ある程度考えないと遊ぶ事すら大変だよ、というお話をしていた時の事。

余興で相手のジャブを定歩、つまり前進しないで前の手だけで打つという形の劈拳の応用でカウンターをとって見る、という事を試して見せた時に突然思いついたのだ。

起鑽落翻というのは、別に前の手とかそういう物ではなくてこの技全部に通じる部分なのだと。

まぁ、しっかりやってる人とか、長年やってる人は何をいまさらー、な話題なのだろうけど(笑)。

拳を回転させながら突き出すと、掌は上に向きながら突き出されていく。この螺旋の力で相手から打ち込まれた打撃をはじきながら攻撃する、あるいはブロックするのがこの動きの理屈だが、同時にそのまま手を開きつつ、掌打を少し上から切り落とすように打ち込むためには、きちんと手が翻りながら落ちなければいけない。そうでなければただの突っ張りになってしまって、腕力だけしか生かせない事になる。

また、これが定歩ではない場合でも同じ事で、前に出した手をレールにするようにそって一定ラインまでは後ろ側の手も拳になったままつきあがっていくのだから、その後に翻りつつ落とす力を使わなければ同じ事になる。
それに拳の状態で前手に添わせることで相手に攻撃のタイミングを掴ませにくくする事もできるのだから、やはり重要なのではないかと。

もちろん、腕だけ、この部分だけの問題ではないから、五行拳以前に学ぶ基礎練習の三体式等でしっかりと体勢が作れるようになって、いつでもその体勢を体の内部で作れなければお話にならないんだけどね。それが中々難しい(笑)。

まぁ、そんなわけで最近のテーマの一つにこの起鑽落翻というのがありますよ、というだけのお話。

ふふふふ、長いのでここまできちんと見た奴はそーはおるまいッ(笑)。

2009年3月23日月曜日

RLの俺。

ふー、なんとか一ヶ月に一回の更新はキープだぜ(オイ。
こんにちは、リュウジです。すっかりブログの事なんて忘れかけてました。つーか、日記むいてないねん、俺(笑)。


さて、タイトルにはSLの事とか、趣味の事とかとかいろいろ書くよ、的なスタンスにしたつもりなので今回はセカンドライフではなく、ファーストライフなお話。

基本的に俺はゲームオタクと言う奴で、古くはTRPG、コンシューマをやり続けて今現在はネットゲーム好きになっているわけです。いやまぁ、結局全部現役なんだけどね。

で、さらにオタクの例に漏れず、というかなんというかマイナー武術にも手を出しています。

やってるのは孫家拳、という名前の中国武術。
内容は孫式太極拳(はじめて聴いた人の方が絶対に多いと思う(笑))、形意拳、八卦掌という専門的には内家三拳といわれる三種類の武術を学ぶ門派で、先生は先代掌門孫剣雲老師の直弟子である後藤英二先生。

あ、ちなみにサイトここね。つか、リンクにはっとけよって話だな(笑)。
http://sonkaken.net/index.html

そこに入ってかれこれ今年で八年目らしい。
らしいというのは実はいつ頃はじめたのか自分でもよく覚えてないからなんだけど、周囲が言うには八年目(笑)。

一応、後藤先生のお許しをもらって世田谷で太極拳を教える練習会を開いてみたりとか、上記のサイトの葛飾区青砥でやっている方の教室で先生の助手なんかやらせてもらいながら、のんびり武術の方も楽しんでいたりします。
ま、そんなわけで面白そうって思った東京都、あるいは近郊に御住まいの貴方ッ。
ちょっと遊びに来て見ない?(笑)

2009年2月3日火曜日

おひさしぶりであけまして。

旧正月もすぎちまったけど、相変わらずの筆不精でご無沙汰でした、リュウジです。
みんな元気してるかね? 俺は不健康だ。
このたび、何をトチ狂ったか服なんぞ作りました。カンフー服っぽいなにか。何かってなんだっていわれるとアレだよ、あれ。キニスンナ。

出来に関してはまぁ、ほんとに気にしないでくれる酔狂な人向けなので、写真でパッとみてみて、あー、まぁ、いいかって思ってくれたら買ってやってください。
今回は本山と海龍庭園でのみの販売です。たまに行商とかしてるんだけど。








で、今までなにをしていたかともうしますと・・・・・
こんな風に女の子にこき使われてたりしてましたって、いつの写真だよ、これ。